大阪府知事賞を受賞して

畠山　洋子（トミー洋裁学院）

　今回のファッションショーで知事賞をいただき、心から嬉しく思います。デザインを考えパターンを作り、生地を選び仕上げていく、一生懸命に取り組んでいる時間は忙しく思うようにいかないことが多々ありますが、反面、とても楽しい時間でもあります。　私は４０数年洋裁を教えることを仕事にしてきました。生徒の中には将来、何らかの形で洋裁の技術を仕事につなげたい希望を持っている方がいます。そういった皆さんに、今回の受賞が“次回は私も頑張りたい”という張り合いになってくれたらうれしいです。服飾に興味を持ち、ＮＤＫの入会者が増え、今よりも活発に活動できるよう願っています。私は、なかなか満足のいく作品はできないのですが　ファッションショーに出品して賞をいただけたことは、私にとって一服の清涼剤のように、次への活力になりました。少しでも洋裁を楽しんでいただけるよう、これからも前向きに頑張ってまいります。

大阪市長賞を受賞して

中川　眞知子（神戸女子洋裁専門学校）

この度は市長賞を頂きましてありがとうございます。

昨年から体調を崩し、もう無理かもしれないと思いながら出品した作品の一つ、タウンウェアで市長賞を頂き恐縮しております。

　これからも自分自身に叱咤激励し、精進して参りたいと思います。ありがとうございます。

NDK大賞を受賞して

炭釜　啓人（宝塚大学）

平成４年より出品させて頂くなか、ＮＤＫ日本デザイン協会の名誉ある「ＮＤＫ大賞」を受賞し、大変光栄に思っています。

　今回使用した素材は、ボアのような毛足のあるものにシルバーの染料が塗られたもの
です。衿ぐりが大きいショールカラーにベッチンのハイネックを取り付け、６０年代のエレガンスを取り入れました。